亀甲池→双子池キャンプ場→双子山→蓼科山

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北横岳を下山して亀甲池に下りた。

亀の甲羅のような五角形の石はなかった。












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北横岳からの下山道が酷く詰まらなく疲れたので大いに休むことにした。

コンビニのオニギリを食べたような記憶がある。

チョコ饅頭は確実に食べた。

ガスバーナーとかで何か作った記憶はない。

行ったらすぐ書かないからこういうことになる。












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亀甲池は大して感動はないが、双子池に来るとその神秘さや美しさに飽きない。











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双子池の雌池の片側に道がありテント場がいくつかある。











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雌池の水を容器ですくって見ると理科の実験で使えそうな微生物が2匹ぐらい入る。

雄池の方だと飲料水として使えるようになっている。

水質検査の結果、菌が居ないという。水汲み以外に立ち入り禁止にして昔から守り抜いて来たのだという。













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キャンプの予約をするために雌池の脇道を通過してヒュッテまでこなければならない。

先客がいたので椅子に座って待って話を聞いていた。

そしてわたしの順番が来たのでオッチャンの話を聞く。

同じ話のリピートである。











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時間はたっぷりあった。

夏である。結構暑い。

登山客は10人ぐらいいた。










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雄池を見に行った。

神秘に包まれている。

写真だけ撮った。














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双子池キャンプ場は雌池の一角にある。

場所探しをしたがいい場所があまりなく、池の見える場所を選んだ。

登山道に隣接しているがほとんど登山者は通らない。


ひっそりとした森の中のキャンプ場であった。

人工的な芝生のキャンプよりは夏の避暑ならこっちの方が風情がある。

登山をしなければここへは来れない、そういう得点のようなものがある。



午後の時間がゆっくり流れた。

小説を取りだして読書にふける。

石に座って本を読む。

すぐそばが道なのでキャンパーが通過するが全くお構いなし。

自然に流れた。



朝目が覚めると小雨がぱらついていた。

上空は風が強い。

登山が心配になった。

わたしは準備が整ったのでキャンプ場を後にし、雄池に向った。

ザックを降ろし水のポリ容器を取り出す。



早朝になってわたしは雄池の岩場まで降りていった。

手に持っていたポリ容器で透き通った水をくみ上げた。

これが飲料水であることがまだ信じられない。

池の水をすくって飲むという憧れが現実になったとき、まるでこの世のものではない神秘の空間に包まれた心持になった。










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双子池から双子山へ続く登山道を確認して登っていった。

風の爆音がすごいことになっていた。

登りの途中は木々に守られていて風はない。

登山続行を躊躇うほど暴風音が消極的にさせていく。



双子山のてっぺんは細長い草原状になっている。

その淵に辿り着いた。(上の写真)

つまりここからは暴風にされされる区間となる。








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風の強さを表現する方法は難しい。

布が柱にへばり付いていると思ったら自分のザックカバーであった。

いつの間に外れたんだろう。

それぐらいすごい風の中を歩いてきた。


草原状の山頂と言っても、苗場山のような広大さはない。

淵から淵までの距離はそう長くはない。


とりあえず途中に山頂標識があったのでザックを降ろして写真を撮った。

必死である。
















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晴れの日にここを歩いたらどんなに面白かっただろう。

それが悔やまれる。

北横岳の山頂といい、双子山の山頂といい、そしてこれから登る蓼科山頂といい、全部霧の中であった。

一体何しに行ったんだろう。












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風が強すぎる。

テーブルの淵が見えてきた。

大河原峠へ下山する。



テーブルの淵から大河原峠までは短い距離だった。

大河原峠は車道と隣接している登山口でもある。

ここには自動販売機がある。

登山中に缶ジュースが飲めるのは稀なことだ。

コーラーを2本買う。

一本は今のみ、一本はザックに閉まった。



続けて蓼科山に向う。

体力は十分にあった。

5分ほど進んだら手が軽いことに気付く。

自動販売機に杖を置き去りにしてきたらしい。

引き返して杖を取り戻しに行った。面倒だった。










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将軍平までは普通の登山だったと思う。

将軍平はガイドブックでもおなじみの場所である。

将軍平から蓼科山頂までは大変な岩だらけの登りである。

蓼科山頂は広大で大量の岩がある。

その岩がゴロゴロと下へ転げ落ちてきた部分をよじ登る感じである。

登山道を歩くという風情は一切ない。

それでも登山者は何人かいた。



山頂が広大だという情報がある。いっぺん見てみたいと思っていた。

だが霧のせいで不可能である。

硫黄岳のような小さな石ではなく、大きな岩石が大量に積み重なって山頂が形成されている。

こういう霧の時は方角を失うと帰れなくなる。

ペンキの印を見失わないように前方に、ときには後方に配慮した。

山頂で短い時間を過ごす。

何のために登ったんだろうといつも思うわけだが、やめられないのが登山である。

ペンキの印を引き返し、小屋のある場所に戻る。

小屋にしつらえられた簡易的は雨水蓄積装置を観察した。

それはペットボトルを半分に切って作ったものだった。


岩に座ってコーラを飲んだ。











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将軍平の山小屋の椅子で休んでいると管理人のオッチャンが来たので話をした。

ロープウェアはやっているだろうという話。

休日でみんな山に来るのにこの天気だと残念だなぁっていう話。

将軍平からロープウェイ駅までの下山は結構長いが、高速に下山できたのは登山用タイツの効果である。

登ってくる人が結構話しかけてくるので適当に言葉を返す。


下山してロープウェイ駅までは車道だと曲がりくねっているので、車道を横切る一直線の通り抜けルートを使った。

例えば上の写真のような道もある。

カメラのレンズが曇って幻想的な写真になっている。










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家に帰る。

もういい。

ロープウェイに乗り込んだ。

すっかり慣れたもんである。登山をしているとロープウェイを使うことが多い。

窓からドックランが見える。











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2010年の登山が終わった。

通常なら10月まで登る機会はあるのだが、この年だけは馬鹿げた仕事を引き受けたせいで登山を諦めた。

こういう年だってある。



白樺湖が遠くに見えた。




(完了)

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