五竜エスカルプラザ→五竜山荘テント場

7月25日 5:30 五竜エスカルプラザ



そんなこんなでさわやか信州号はエスカルプラザに到着した。

わたしと一緒に降りた女性(推定24歳)も当然登山の恰好をしていた。

エスカルプラザのロビーのような場所で支度をし、登山用タイツを履いたりスパッツを付けたり、朝食のパンを食べたりした。(登山用タイツは女に見られないようにトイレの中で履いた)

この朝食は失敗であった。このあと体力が消耗して歩けなくなったのはわたしがよくやる失敗である。

エスカルプラザの早朝レストランでガッツリ食べて下準備を整えるのが予定シナリオであったが、うまい具合にはできていない。

ゴンドラが始動する7:30になり歩き出す。登山客は3人ほどしかいない。いい感じである。

ゴンドラを降りた駅で水を汲む。近くでキャンプをしているグループがいたので賑やかだった。(キャンプしていいの?)





7月25日 7:30 アルプス平


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去年はここを降りてきたのでどういう道なのか記憶に新しい。

今年は登ることになった。二回目でも楽しいことには変わりなかった。

登山というのはそういうものらしい。






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途中のケルンで休んでいると中年のオバチャングループに写真をとるように言われる。

「はい、人間はおしまいです。あとは花ちゃんです。」

というオバチャンのセリフは面白いと思った。

中年の女性では高山植物だけを一生懸命撮影している人が多い。

おそらく図鑑か何かで毎夜調べているのだろう。

わたしには花の魅力までは分からない。

心理学的に言えば、それがその人の自己愛、理想自我、またはアイデンティティということになる。




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わたしはアイデンティティ喪失状態なのでこうして山に登っている。





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去年も通った道でよく覚えている。こういう道は割と好きな方だ。

なんつーか、こう、まんが日本昔ばなしに出てくるような道を通ると安心するというか、旅してる感じが出るのだ。





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登山者と会話をする。富山から来て途中の遠見尾根で引き返すという人もいた。

ここで会話を交わした人が五竜山荘でも再会した。

わたしが五竜山荘に到着したときに五竜岳から降りてきたところですれ違った訳である。

そういう驚くべき健脚もいる。

ああいうのは山用の足ができているのだろうと思う。





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雪解けの池。





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休めるところでは休む。

遠見尾根コースは休む場所があっていい。

2リットルの水と予備の水1リットルを背負っている。

そのわりにはあまり飲んでいない。





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まだ7月なので雪渓が残っている。

去年下山したときは8月だったので解けていたのだろう。





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ここが雪の冷たい風を作って気持ちいい場所であった。






7月25日 11:30 足が止まる

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この辺から五竜山荘がある稜線が見えてきた。

白岳という山頂標識がない高い山を越えねばならない。

女(推定女子高生)とお父さんのペアグループがやけに巨大なザックを背負っていた。

食わねば上げられないんだ、と言いながら休んで食べていた。


わたしはといえばほとんど食べていない。これが失敗の原因だった。





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これが白岳という今回問題になった山だ。

ここで足がほとんど動かせなくなった。立ち止まって休む。




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五竜山荘が目の前に見えているために、山荘についてからお昼にしようと思っていたのだ。

朝食をしっかり取っていれば普通に登れたと思う。

ザックを下してコンビニで買ってきたオニギリと手巻きを食べた。

炭水化物が基本エネルギーになっているのを思い知った。





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炭水化物の摂取によって体が回復し、無事に尾根へ取りついた。

なだらか白岳を踏んで五竜山荘へ少し下る。

下った分岐点でさっき会話した登山者と再会した。

もう五竜岳に行ってきてこれから下山をするという。

わたしはいま炭水化物不足でダウンして回復してやっと着いたところだと言った。

みっともない会話であった。




7月25日 14:00 五竜山荘テント場


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なんとか五竜山荘へ到着し、日程二日目が終了。

途中までは早いペースだったが、残りわずかの距離を2時間ぐらい費やしてしまった。

手前グリーンが我が家のテントである。

相変わらずここは風が強い。

今回はテントを縦向きに設営したので安定感がある。

なお、縦向きに張れる場所は上の一等地と最下段の一部だけであった。




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雲が流れる様子。




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遠見尾根とガスが湧き上がる様子。五竜山荘から。

あるカメラマンは絶好のシャッターチャンスだといっていたので、わたしもカメラを取り出して撮った。



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ナイスショット。




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アルプスのサンセット。

とりあえずカメラマンみたいにバシャバシャ撮ったが、逆光はあまりいい絵が撮れない。


風はあるが強風ではなく、雨も降らなそう。

明日に備えるためテントに入った。

薬を飲まねばならない。


(続く)





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