五竜岳→キレット小屋

7月26日 7:45 五竜岳下山

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この辺がG4か?




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地図的には立山方面。




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鹿島槍ヶ岳がだんだん近づく。





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八ヶ岳が美しい。





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鹿島槍ヶ岳を見ながら下山する。





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五竜の下山は長かった。






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これがG5か?





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五竜の岩峰を超えて道がなだらかになった。

つかの間のなごむ瞬間だな。





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これがG5? もうわからない。





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鹿島槍ヶ岳にかなり近づいた。

この日はキレット小屋で泊まる計画なので八峰キレットはまだ通過しない。






7月26日 11:00 口ノ沢のコル


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分かりやすい場所である。テントが張れそうだがテント禁止とペイントされていた。

いかにも昔の人がテントのために人工的に作ったかのような場所だった。

携帯で電話している人に遭遇。母親が危篤状態らしいが、中間地点なので戻るに戻れないといったところ。






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振り返ってみる五竜岳。ガイドブックによく出ているのはこれだな。

五竜山荘からだとどれが山頂かわからなかった。





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アルプスを楽しむなだらかな道。

ここで問題発生。

家で作ってきたコースタイムによると、口ノ沢のコルからキレット小屋は30分のはずだった。

それなのに小屋には着かない。

1時間は過ぎているというのに歩けど歩けど小屋は現れない。

鹿島槍の双耳峰はどんどん接近してくる。

小屋がなくなったのではないかと疑ったほどである。

実際のコースタイムは1時間半であって、わたしが書き間違えたことが後で判明した。





7月26日 12:45 キレット小屋

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とうとうその姿を現すキレット小屋。

鹿島槍北峰の山頂直下に建てられてある。

この辺は調査不足だった。

そうなると八峰キレットはいったいどこにあるんだという疑問が残る。



小屋前の椅子に腰かけて休んだ。

気温が上がっているが天気は最高に恵まれていた。

小屋の人が木材でテーブルのような木工を作っていた。

「泊まり?」と声が飛んできた。

「予約はしてないんですけど泊まりたいです」とわたしは言った。

小屋泊はずっと避けてきたわたしだが、今回だけは泊まるしかなかった。

キレット小屋がなければここの縦走はプロしか達成できないことになる。



事前調査では100人収容可能だと何かで読んだ。写真ではかなり大きな建物だった。

こんなところを通過する物好きはめったにいないだろうという計算は確かにあった。

つまり平日なら予約なしでも泊まれるだろうと想定していた。

恐る恐る小屋の中に入っていくと受付の人がいた。

部屋が満杯で断られたときのことも視野に入れ、事情を簡単に説明したが空きが十分にあった。

かくして初の小屋泊まりは体力不足と6400円のカネと妥協によって実現した。



布団で3人寝ている人がいた。

腰に湿布を巻いている。

見るからに体力消耗で一日延期したといったところだろう。


小屋は外から見ると三階建てのように見えるが、実際は二階部分が二段ベッドになっている構造であった。

部屋の仕切りはないようなもので、横一列で布団を並べて寝ることになる。

今回は布団一枚おきに空けてあるが混んでくると詰め込まれる。




泊まり客がだんだん集まってきて賑やかになってきた。

年配のグループがほとんどで、若者二人組、単独老人もいた。

若者で単独はわたしだけだった。

こういう雰囲気は好きではない。知らない人と話すのは登山道ならいいが、じっくり話すのは得意ではない。

そんな中で、単独の老人がわたしに興味を持ったのか、話しかけてくる。

昔の上司と雰囲気がそっくりだったが、帽子を取ると白髪の老人だった。

話を聞くと大ベテランである。百名山を全部終えて二百、三百名山を北海道から順番にやっているという。

今日はたまたまアルプスに遊びに来たというベテランぶりであった。



こういう人々と知り合いになってみたいものである。

なんでも、アルプスは何度来ても飽きないという。もうやめられないという。

こういう人は退職金をかけてやっているのだろう。





7月26日 18時 キレット小屋の夜


わたしは素泊まりなのでみんなと一緒にご飯は食べなかった。

夜になった。

18時には薬を飲んで布団に横になった。

眠剤の力で朝まで眠りたかった。






眠剤の効き目が薄れて、目が覚めたら鹿島槍ヶ岳から月が見ていた。

時刻はまだ22時だった。

いびきやその他の人間の雑音がひどかった。

再び寝たのは2時ぐらいだったと思う。

5時になると動物のように一斉に目をさまし布団から起き上がった。


テント撤収はないので楽ちんだ。夜作っておいたアルファー米とソーセージで朝食をしっかり摂った。

食堂の給水器から水を汲み、小屋を出る。




去年の夏、天狗山荘にいたよくしゃべるオッチャンの話では、八峰キレットは全然怖くないと言っていた。


(続く)












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