常念小屋→大天井岳→燕山荘

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日程4日目の朝、まだ好天に恵まれていた。

夜、テント内で水分を補給しながら寝ているので体は回復する。












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右側の斜面に踏み跡があったので間違って登って行ってしまった。

横通岳の山頂に着くのかもしれないが、コース外なので引き返す。













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非常にのどかな雰囲気の中、ひたすら歩き続けた。

とくに事件もなく、順調すぎるぐらい旅であった。

今回のコースは危険個所がないという特徴がある。

それが退屈な気持ちにさせるのだろう。













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芝生のような山だが芝生ではない。











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雪渓があった。

そのまま誘導されて雪渓の上を歩いて行ったら、コースを外すところだった。










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地図上では東天井岳とか中天井岳とかが書かれてあるが、印となるものがないのでわからなかった。










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そもそも天井岳を何と読むのか自信がない。

地名が正確に言えないと旅の道中では非常に困ることがある。










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雲行きが怪しくなり、風が強くなってきた。

午後から天気が崩れる予感。

その前に燕山荘に着けばよのだが。









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天井の意味がなんとなく分かってきた。

高い場所なのに天国のような水平の道がある。

そういうのは独特な印象がある。











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山頂で曇りだとツマラナイ。

少し休んでから降りた。

下山は急な崖を降りるのだが、少しイライラする慎重さが強いられた。

しかも強風が付きつけるので、反対側の小屋回りの方が時間的にも同じではないかと思えた。













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とりあえず尾根と同じ高度まで下げたので安心する。

ここは槍ヶ岳への分岐点でもあった。

槍ケ岳は、山をやっている人間にとって特別のシンボル的存在となる。

まだ行ったことがないものにとっては近寄りがたい印象がある。












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尾根も風が強かった。

東天井岳から合羽を着てフードをかぶっていた。

途中で山の反対側に回ると風がはたと止まって蒸し暑い。










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燕山荘が近い。










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振り返って写真を撮った。

大天井の釣鐘状の山容が確認できる。








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まだ雨は降っていない。









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旅も終盤である。

あとテントで一泊して燕岳に登って下山すれ縦走が完了する。

今回の縦走はメンタルを引き上げる目的があった。

したがって、成し遂げるかどうかは大きな実績が心に残り、以降の精神行動にも影響を与えるのである。

ちなみに、会社の大プロジェクトを成功させた原因のひとつに、こういう縦走を何度も行ったせいで強靭なメンタルが出来上がったと考えられる。

その後、メンタルを自分で下げてしまったので薬を飲む羽目になった。








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カレンダーにしたくなるような「あっ」と思わせるような山の風情がある。

ほれぼれするような精神的優越のシンボルだ。

そういう部類に入る山だと思う。








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でもって、燕山荘到着。

テント場にテントを張って、小屋の飯を注文した。

インドチキンカレー(1200円)

オニオンスープがうまい。

いつも味噌汁ばかり飲んでいるので違うスープをもっと飲むべきである、と思った。

オニオンスープはカレーによく合う。









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奥の緑色のテントがわたしの家。

カレーを食べてテントに入ったら雨が降ってきた。

この日は長野テレビの撮影クルーが来ていて撮影していた。

さすがテレビをやっている人たちの会話を面白い。

この撮影隊が隣のテントに設営したのでテント越しに会話が聞こえるのだが、こういう雰囲気はまるで演劇を聞いているようだった。

わざと聞こえるように話すのか、テント越しに聞こえることが分かっていないのか。

こういう状況はこれまで何度もあった。

夜のテント越しトークというヤツだ。

男はそれほどトークしないが、女は近所を気にせずに喋りまくる。

普段の公の場では落ち着いたふりをしているが、いったん制限が外れるとガールトークに歯止めが効かなくなる。

しかし、会話というものはああも熟達するものなのか。



(続く)

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